2015年10月16日

王座戦と王位戦

今泉です。
今回は対局2局について書きたいと思います。
結果は連勝!
内容には課題は多いですが、よい結果を素直に喜んでいます(^-^)

まず王座戦、山本真也五段との一局。
対戦するのは約15年ぶり。
とても楽しみにしていたと同時に、序盤戦術に優れる難敵との戦いに緊張感もありました。
私は序盤センスに長けたタイプではないので、互角に終盤戦までもっていきたいと思っていました。

先手を引いたので、迷うことなく中飛車です!
プロ棋士になっても貴重な相棒として付き合っていく戦法に本局を託しました。
平穏に収まる可能性は低いと思っていましたが、想像以上に過激にうってでられます。

image.jpg
それが24手目の△54歩の局面。
ここは迷いました。
▲同歩も十分ありそうですが、乱戦に持ち込まれるのを嫌い▲46銀とやや妥協します。
ただ、▲46銀も味のよい一手。
それほど悪いとは思っていませんでした。

29手目▲37金。
金銀の力で押さえ込みを図る私に対して次の△57歩が問題の一手でした。
ここで単に△33桂馬なら後手も十分の局面でした。ここからしばらく進めた先に、先手玉を攻める手段があまりなかったのが山本さんの誤算だったようです。
ここから形勢が傾き、64手目の△79馬で必至はかかりましたが、プロ的には手続きの順で、以下は即詰みに討ち取ることができました。
(諸事情により、図面を2枚削除しました)
通算勝敗を白星一つ先行させることができて、とても嬉しかったです(^-^)

その勢いを持ち込んで2日後に伊奈祐介六段との一戦。
この将棋も感慨深いものが一瞬ありました。
お互い少年のころから戦っていて、知己の仲でもある伊奈君。
まさか(というのも変ですが(^^;)プロ棋士になって対戦できるとは。
駒を並べ対局が始まったときに一瞬ぐっときました。
まあ、ほんの一瞬ですけどね(^-^)

三社連合で棋譜が新聞にのるので詳しい解説はできませんが、お互いの持ち味がでた熱戦だったと今は思っています。
分れは少し苦しめだったと思います。
そんなときに、ある棋士の先生に言ってもらった一言を思い出しました。

「今泉健司の長所は辛抱が平気でできること。そして切り替えられること」

その言葉を思い出し、辛抱して切り替えられたことが、熱戦を制する要因になったと思います。
内容には課題だらけでしたが、結果がついてきたのが一番!
本当に嬉しかったです(^-^)

今後も対局は続きます。
しっかり準備して顔晴っていきます!
読んでいただいた皆様ありがとうございます。
今後も応援よろしくお願いいたします(^-^)
posted by 応援団長 at 14:03| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
2連勝はなかなかできるものではなく、日ごろの苦労と辛抱と落ち着いた考えの賜物と思います。
おめでとうございました!!
少しずつ少しずつ前進してください。
顔晴れ〜!
Posted by はやし at 2015年10月27日 18:49
顔晴れ〜って笑
しかし調子が良さそうで何よりです。
私も陰ながら応援してますので頑張ってください!
Posted by at 2015年10月29日 05:41
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